最初に使用する際
羽釜を簡単に水洗いした後、八分目程度水を入れ沸騰させ、満水量2%(重量)の茶殻をいれ、20分沸騰させます。
お湯、茶殻を捨て、余熱で乾燥させた後軽く水洗いしてください(茶渋がタンニン鉄となり、金気止め、錆止めの役割を果たします)。
メンテナンスについて
鋳鉄羽釜を洗う際、たわし・クレンザー等できつく洗うと、タンニン鉄が取れてしまいますのでご注意ください。
長期間保管する場合は、水気をとり、油を塗ってください。
錆が生じた際はクレンザー等で取り除き、油を塗って乾かしてください。
また頻繁に錆が生じる場合はお茶殻を入れて煮立てて、タンニン鉄を付着させる作業をしてください。
誤って空焚きをして高温になった場合、あわてて水をかけると急激な温度変化で釜が割れることがありますのでご注意ください。
表面のヒビについて
鋳鉄平釜は砂型を焼き固めた隙間に鋳物を流し込みます。
注入空間には焼き固めた際の砂の筋が生じてますので、平釜にはヒビや湯さかい(亀裂)が生じます。
品質には問題ありませんが見た目を重要視される場合はアルミ平釜を御利用ください。
使用上の注意
高温に加熱した平釜に水をかけるとひび割れが生じますのでご注意ください。
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