アルミ羽釜・アルミ平釜の取扱い説明
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(1) 初めてご利用頂く前に
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- 初めにご利用頂く前には、取っ手やつまみにぐらつき等の不具合がないか確認のうえ、内側をよく洗い、米のとぎ汁を入れて10分から15分煮沸かしてください。
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(2) 通常のお手入れについて
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- 通常のお手入れは、スポンジに中性洗剤をつけて洗ってください。スチールたわし、アルカリ性洗剤、クレンザーを使用すると、表面が傷つき腐食の原因となります。
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(3) よくある質問 (鍋の内側が黒や白に変化する原因と対処法)
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- 鍋の内側が黒くなったり、白いぽつぽつが出来たりすることがありますが、そのままご使用していただいても、差支えありません。
- 黒くなるのは、アルミと水が反応を起こし、水酸化アルミを作って表面に付着することが原因です。この水酸化アルミが水のミネラル分に作用し、黒ずんで見えるのです。白いぽつぽつが出来ることもありますが、これも水酸化アルミによる腐食です。
- 水酸化アルミは胃薬などにも使用されているもので、人体への影響はありません。
- 殻からカルシウムが溶け出す卵をゆでたり、コンニャクや中華麺をゆでたりしますと、黒変化を起こしやすいことが知られています。
- 黒や白の付着物を落としたい場合は、水の中にりんごの皮、輪切りにしたレモンやクエン酸を入れて煮沸したり、米のとぎ汁で10分から15分間煮沸したりすることで、付着物が取れます。また、それにより表面に薄い膜ができて、黒変化が起きにくくなります。
- これらの方法で完全に取れない場合は、ナイロンたわしやクレンザーで落とすことができますが、傷がつきますと腐食を起こしやすくなりますので、ご注意下さい。
- 腐食が進行しますと最後には穴が開きますので、調理後はきれいに洗って、十分に水を切り、乾かすことをお勧めいたします。
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《黒変化のメカニズム》 |
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水酸化アルミ |
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カルシウム、ケイ素、鉄など
水や調理物の含有物 |
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ポイントは米のとぎ汁を煮立てて、表面に層を作ることです。 |
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(4) 使用における注意事項
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- オーブン、電子レンジ、IH、ストーブ等ではご利用できません。
- 調理中本体は熱くなりますのでやけどをする危険があります。
- 酢・重曹等の酸性・アルカリ性のものはなるべく使用しないでください。
- かまど・コンロに載せる場合は転倒しないよう安定した状態を維持してください。
- 腐食防止のため、調理物を長期間入れたままにしないでください(目安として一昼夜以上)。
- 詳しくは納入時添付された取扱説明書を熟読してください。
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